笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

橋ミケの住み家はリフォーム中。
工事関係者が来ているので、
今日は土手で日光浴。

生きているものの影、
生きていたものの影、
生きてはいないものの影。
さまざまな影をあつめて、
夜がくる。

高緯度からやってきた寒気団が、
きみの表情を硬くする。

秒針のように繰り返すリズム。
それ自体には意味がない。
きみたちがいなければ。

暖かいのは影のあるところ。

銀座の一隅での出来事。
なんとこの猫、忍び寄って狙っている獲物はカラス。
大丈夫なのかな。

※タイトルはただの思いつきです(^^;)

しかし、この後逃げられました。
ぜんせん気に病んだ様子もないので、はじめから捕まえられるとは思っていなかった模様。

うしろすがた

カメラを用意する間に、猫は悠然と去ってしまう。
よくあることだから、追いかけない。

オッドアイ、白、長毛。
世が世なら、
こんなところで震えていることなんかないのに。
どうしちゃったんだろうね。

どうも、とんでもなく痩せた土地を
テリトリーにしてしまった気がする。
そちらから、どう見えますか？

手の冷たさは情の濃さに比例するというけれど、
冬の掌にぎゅっと掴まれても嬉しくないよ。

そして生きているもの。
源流から分かれ、混じり、流れていく。
有名無名の坂を下って、ひとつになる。
繋がっていて、孤立していて、引きあうもの。
小さなパースペクティブ。

思い返してみれば、メインのカメラがフィルムの一眼レフだったころ、持っていたデジタルカメラはコンパクトタイプでした。
（というか、それしかなかった）
その時はデジタルカメラに何の不満もなかったはず。
つまり、一眼レフの代用で、同じような画像を撮ろうとするからいけないんじゃないか。
そう考え直しました。
当分、コンパクトカメラのカスタム設定はあまり使わず、オートモードで対象をセンターに置いて撮ってみようと思います。

雨の日に使うためのコンパクトタイプの防水カメラ。
雨もよいの夜更け、撮ってみようかと思ったらいきなりストロボ炸裂！
オートモードになっていたのに気づきませんでした。
うん、やっぱり一眼レフじゃないと難しいかも(^^;)