笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

橋ミケは自宅に招待してくれるのだけれど、
私が入れないので、しかたなくまた外出。
すみませんね。

彼は物見をしていて、こちらは写真を撮っている。
目線があうと、なんとなく頭を下げてしまう。
お疲れさま。

冬はこれから本番だというのに、もう梅が咲き初めた。

梅ほころび　君よ知るらん　春の遠きを

あ〜字余り、お粗末でした。

社会というのは、どこでも理不尽な面を持っている。
茶トラ姉妹たちのひとり、さんちゃん。
昨年、一緒にいたクロが亡くなってから、なんとなく姉妹のうちで仲間はずれ。
ひとりで待っていたりする。
せまい世間だね。

ぐらり。
ゆれて、傾く。
夜はどっちに倒れてる？

ヒトがヘンな構図ばかりつくるから、
私たちが曲げてやらなきゃいけなくなる。

茂みの中にいる猫が好きだ。
多少臆病なところがあっても、あいだに草木があることで視線を交えてくれる。
そもそも猫科にとって、一番落ち着ける場所が茂みなのじゃないかと思う。
じゃあ、人間にとって、そんな場所とはどこなんだろう？

まった、まった、そこのヒト！



僕が首領（ドン）で、



私が首魁（ボス）だ。



この道を通るなら、なんか置いていけ！

世界はだまし絵。
どこかに嘘みたいな幸せが、
本当にあるのかもね。

体のなかの結び目がほどけるようだね。