笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

リクエストを頂きましたので、それに沿って撮ってみました。

■見上げ





顎のラインは冬毛でモコモコな猫では難しい(^^;)

■後ろ姿









後ろ姿のしぐれていくか…違う(^^;)

■黒猫



お約束なので。



黒猫は難しいのです。
曇りの日の自然光で、全体に光を回して撮ると比較的ディティールが失われません。
毛の濃淡が出るように、動きのあるポーズをつけるといいかも。

不況のせいか、昭和みたいに空き地が増えた気がする。
ただし、空き地の回りはマンションだらけ。
そのうち、猫が日照権の訴訟を起こすかもしれない。

べつに捕まってるわけじゃないし、彼らは凶悪犯でもありませんので、念のため（笑）

日没を過ぎると、河を渡ってくる風は刺すように冷たいくなる。
帰ろうか？

橋ミケのテリトリーだけど、あれ？



見慣れない子だね？



橋ミケいないんですか？



そんじゃ。



さいならっ！



あれ、橋ミケ。



あいつ、帰った？



ほんと、猫って図々しいよね（おいおい）

いつも歓迎してくれて、自らモデルになってくれる姉妹。
冬毛でモコモコです。

お兄ちゃんは強いんだからね！

のぞき込んだ塀の上。
面白そうにこちらを見る顔。
なあ、
あんたとぼく。
ほんとうに見つけたのは、
どっちだと思う？

冬の日のまんなかごろ、
退屈な商店街の幌の上。
見たいものがないなら、
私を焦点にしてごらん。
呆けた風景に像を結び、
得意げに顔をのぞけて、
彼女はそう声をかけた。
確かにそう声をかけた。