笊の水汲み あるいは日々の猫 ーfixxによるブログ的な何かー

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2010年5月23日(日) 22:54

α700入院中



午前からの雨のなか、久しぶりにがっつり雨天の猫撮影。
が、主力のα700のAFが不調のため、急きょ修理に出してしまった。
前回修理に出したのが去年の8月だから、まあ、しょうがないペースかも。

控えのα350を引っ張り出してきたものの、縦位置グリップすら取り付けずに置いてあったくらいで、設定値なんか何もしないまま。
結果、この写真のように、せっかくの猫に焦点がきていない写真と撮るはめに。
だって、フラッシュが自動でアップして光っちゃうし。設定項目は少ないし、どうしていいやら(^^;)

結局、今日はいろいろいじりながら設定を変え、帰宅してから改めてチェック。
おかげでずいぶん惜しい撮りそこないをしてしまいました。
サブのカメラも日頃からちゃんといじっておかなければ…。

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2010年4月24日(土) 22:10

さよなら、茶白


(2010.04.18)

4月23日頃、茶白が内臓疾患で亡くなったとのこと。
もう暖かくなるっていうのに、なんだよ。

流れ者で乱暴者だったけど、定住してからは大人しいボスになった。
チビの相棒だったり、何匹か仲の良い雄猫もいたけれど、基本一匹。
いつもの場所にいつもいる。
カリカリしか食べない茶白。


(2010.04.11)

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2010年4月21日(水) 03:08

肖像



雨の夜、コンパクトデジカメで猫を撮る。
思い通りの画像にならないのは分かっているのだけれど、それでも撮る。
今日も元気でいてくれたことを記録しておきたい。
これきりになってしまうかもしれない。
外猫との付き合いは、いきなり、しかも完全に絶たれてしまうことがある。
きみがいいたこと。
私が見たこと。
儚い記憶でも残したいと願うのは、永遠ならぬ身の立派な権利ではないか。

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2010年4月18日(日) 10:52

走る姿



いつもは曲がらない角を行くと、たまにこんな光景に出会う。
馬の走りはきれいだ。
もともと狩りのために走るのではないので、堂々として楽しそうに見える。
この子に乗って走ったら、気持ちよさそうだな。
いや、馬に乗ったことなんて、観光地で2〜3回の経験しかないけど。

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2010年4月7日(水) 13:51

訃報:みけさん(2010.03.24頃)



2005年6月



2006年10月



2009年3月


3月半ば過ぎ、海岸ねこのみけさんが旅立った。
聞くところによると、前日まで元気だったのに見つかったときは既に動けなくなっており、血尿が出たことからも急速な腎不全ではないかという。
鎮痛剤を打ってもらい、ボアンティアさんが連れ帰ったものの、その夜にはもういけなかったとのこと。
長患いでもなく、ひとりで苦しむのでもなかったのが不幸中の幸いかもしれない。

一昨年の冬は保護して、昨年亡くなったホームレスさんに預かってもらったり、いろいろあったね。
ところで、みけさんはいくつだったのかな。
知る限り一番古い写真は2005年6月だけれども、2歳くらいに見えるから…ごめんごめん、レディの年齢を詮索しちゃいけないね。

みけさんのテリトリーは、ずっと前から「みけさんの浜辺」と呼んでいたから、これからもそう呼ぶことにしておくよ。
去年先に行ってるイチノとケンカするんじゃないよ?

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2010年3月21日(日) 05:43

生き物との接し方



小学校低学年くらいの女の子が2人、手にした枝で茂みを叩いている。
「猫ちゃん、出ておいで〜」
どうやら、撫でようとした猫が茂みに逃げ込んだので追い出そうとしていたらしい。
狩りじゃああるまいし(^^;)

怖がるから、そんなやり方をしてはいけない、と注意すると「なんで〜?」。
子どもに生き物との接し方を教える必要があるとは思っていたけど、これはそれ以前の問題かも。
子どもたちが去った後、茂みに縮こまっている茶白の様子をのぞいたらシャーされた(^^;)

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2010年3月21日(日) 05:34

春の嵐





関東広域に暴風波浪警報。
作日はかなり陸側にいても、波のしぶきが風で運ばれてきた。
猫たちも多くは避難中。
夜に入り、風はさらに強くなり、4時過ぎには雨も伴うようになった。
風の音が途切れると、遠くで何かが転がっていく音。
水辺の猫はどう過ごしているだろう。
眠れているかな?

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2010年3月20日(土) 04:58

ありふれた悪意



夕刻の公園。
道の端の猫に歩み寄り、蹴る真似をして追い払う。
どうしてなんだろう。
何もしていない。たしかに、実際に蹴ったわけじゃない。
猫もたいして気にしてなんかいなかった。
けれど、それが悪意であることすら意識できなくなっている。
そんな現実。

思わず通行人の顔を凝視すると、
気弱そうに目を逸らした。
人のよさそうな壮年の男性だった。

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2010年3月12日(金) 08:11

喪失



植え込みの猫(上の写真)を撮り、駅へと向かう。
公園から続く高架下の通路に何度か見た猫たちがいた。
なんだか様子が変だ。
その脇の駐車場の真ん中で、若い猫が死んでいた。
車に轢かれ、横たわっている。
この場所では数日前にも事故で死んだ猫がいると、ボランティアの方のブログで読んだばかりだった。
もうすぐ食事の時間だ、このことを伝えなければならない。
正直、猫が死んでいることを伝えるのは辛かった。

実のところ、今日この公園に行くつもりはなかった。
このところ、昨年末に死んでしまった外猫のイチノが肩を爪でつつくことがあり、そんなときは新しい猫に出会ったりしている。
今日もイチノがつつくので、ちょっと立ち寄ることにしたのだった。
ここに来たことなんかなかったのに、よくわかったね。
そっか、お前ももういないんだもんな。

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2010年3月2日(火) 23:14

(仮称)猫まみれ展

さっき、ついったーでつぶやいたアイデアなのですが、思いのほか賛同していただける方がいたので、概略を書き出してみます。
ご意見等はついったー#nako_mamireで!

■(仮称)猫まみれ展

企画趣意

 猫を飼っている人、猫が好きな人なら、1枚はひとに見せたい写真を持っているのではないだろうか。
 また、写真以外でもイラストやコラージュ、CGなど、紙の上に表現できる猫に関連した作品がある人は多いのではないかと思われる。
 しかしながら、展覧会を開くとなると費用負担や手間もあり、なかなか手を出すことは難しいのではないか。
 そこで本企画では、

 1.作品のサイズをポストカード大に限定
 2.1枚ごとに出展費を徴収
 3.小ぶりのアートスペースの壁面いっぱいに作品展示

 といった方法で、個人の費用負担(ポストカード大なら家庭にあるプリンタで手軽に出力可能)を減らし、なおかつ、より多くの作品の展示を目指す。

 というよりさ、壁を埋め尽くす猫の作品、見たくないかい?

当面の課題

  • 壁面のどこに展示されるかで、見やすい場所とそうでない場所がでる、この格差をどう考えるか?
  • 料金徴収方法や運用をどのように透明化するか?
  • 設営などで労力を提供して貰う方への報酬をどう捕えるか?
  • crdyさんから、「はがきに愛猫の肉球をスタンプして貰ったものを送ってもらって展示したら」というアイデアも提示されている。これらをどう取り込むか。
  • どこで開催するか?個人的には、小さくても、それなりに聞こえの言いところでできないかな、とか思うのですが。

なにしろ、さっきつぶやいたばかりのアイデアだから、まだこんなもんなんだけど、面白そうだと思った方、ぜひ、ついったーでご意見を!

 たとえ実現しなくたって、考えるだけでも楽しくない?

ご意見のつぶやき先はこちら ついったー #neko_mamire

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2010年2月26日(金) 06:47

ノラ猫マップを使う方へ

先日から公開されているiPhoneアプリの「ノラ猫マップ」。
猫の写真を登録して共有できるのだけれど、ウリは写真に位置情報を登録できること。

「全国の猫好きなユーザーに自分の家にいる可愛い猫を紹介したり、街で見つけた可愛いノラ猫の写真を公開してください。」

こんな紹介がされているんだけど、ちょっと待って。
安易に野良猫の写真に位置情報を付加するのは、実はとても危険なことです。
野良猫を見ようと人が集ってくることで、彼らの暮らす環境が危うくなることが考えられますし、虐待目的でやってくる輩を引き寄せてしまったり、捨て猫を誘発する可能性も考えられます。
現在、Webで猫の写真を公開している方の多くは、猫たちのいる場所が特定されることで彼らに危険が及ばないように配慮しています。
それは現実に居場所が公になることで危険なめにあう猫がいるからです。

情報を寡占するのがいいこととは思いません。
でも、このアプリをそのまま使えるほど、私たちの社会は猫に優しくはない。
だから、もしあなたがノラ猫マップを使うなら、位置情報を登録する前にちょっと考えてみてください。

守り手のいない猫を危険に晒すことはないか?


付記:
アプリ作者の方の見解が公開されています。
 「作者の「ノラ猫マップ」に対する考え」
  http://www.xi-cholo.com/modules/wordpress/index.php?p=736

 現状を変えていこうという意見は私も分かります。
 しかし、現実にどの程度の危険があるかを実施によって確認することになりはしないか、とても気がかりです。先々の改革はもちろん必要ですが、いま現在の安全にも配慮しなければならないのではないか。こうしたアプリの場合、これはユーザー側の意識の問題でもあると思いますが。

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2010年2月24日(水) 03:12

みんな、どうしてしまったのかしらね



毎日、公園の猫に食事を運んでいる婦人の言葉。

みんな、どうして猫をいじめるんだろう。
自分の身に起きたことや、世の中の不幸せは、猫のせいじゃないのに。
どうしてみんな、身勝手なんだろう。
気持ちよく眠っていたり、食事をしているときに、いきなり駆け寄ってみたりして。
まるで、ひとときも油断させないみたいにして。

ちょっと離れたところから、にっこりして見てあげることが、どうしてできないのかしら。
どうして、嫌がるのに撫でまわすのかしら。
なんでみんな優しくないのかしら。

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2010年2月10日(水) 00:19

毛玉



風邪のけだるさのなか、横になって目を閉じると、さまざまな猫のことを思い出す。

昨年1月に里子に出た白の長毛・オッドアイの雌猫「毛玉」。
いまは里親さんの家で「涼(すず)」という名前で暮らしている。

猫アートの作家・佐山泰弘さんにお願いして、うちにいた頃の毛玉のフィギュアを作っていただいた。

佐山泰弘ウェブサイト
http://homepage2.nifty.com/workshop-tamaya/

里親募集時の毛玉
http://cattail.halfmoon.jp/ms.cgi?t=sketch&blogid=&ShowDiary_file=/text/1230087007

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2010年1月28日(木) 18:54

高山さんへ

「ガンが再発したので退職して治療に専念します」
元警察官で少年スポーツの指導者を務め、どこにも病気の影など見えなかった高山さんに告げられたのは、昨年の5月。
「毎日ね、ブログを見てます。パワーを貰ってますよ」
そう言われて、こちらが恐縮したものだった。

過去、「しったか」のハンドルネームで記事に何度もコメントを残してくれたこともある。
「続けてくださいね、楽しみにしています」
「また、出てこられたら連絡しますから」
7月にそう言われたのが最後。
私たちにブログを介しての付き合いがあったことを知る人が少なかったため、その訃報は2か月余り遅れて届いた。
今度会ったら、デジタルフォトフレームに猫の画像を入れて渡そうと思っていたんだけど。

いろいろあるけれど、私はさらに続けていく。
だから、湿っぽい言葉はこれっきりでいいですよね?
それじゃ、また。

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2010年1月24日(日) 20:14

梅がほころびた







冬はこれから本番だというのに、もう梅が咲き初めた。

梅ほころび 君よ知るらん 春の遠きを

あ〜字余り、お粗末でした。

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2010年1月22日(金) 05:13

適切な距離



茂みの中にいる猫が好きだ。
多少臆病なところがあっても、あいだに草木があることで視線を交えてくれる。
そもそも猫科にとって、一番落ち着ける場所が茂みなのじゃないかと思う。
じゃあ、人間にとって、そんな場所とはどこなんだろう?

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2010年1月14日(木) 05:22

コンパクトカメラの使い方



思い返してみれば、メインのカメラがフィルムの一眼レフだったころ、持っていたデジタルカメラはコンパクトタイプでした。
(というか、それしかなかった)
その時はデジタルカメラに何の不満もなかったはず。
つまり、一眼レフの代用で、同じような画像を撮ろうとするからいけないんじゃないか。
そう考え直しました。
当分、コンパクトカメラのカスタム設定はあまり使わず、オートモードで対象をセンターに置いて撮ってみようと思います。

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2010年1月13日(水) 00:03

コンパクトカメラの恐怖



雨の日に使うためのコンパクトタイプの防水カメラ。
雨もよいの夜更け、撮ってみようかと思ったらいきなりストロボ炸裂!
オートモードになっていたのに気づきませんでした。
うん、やっぱり一眼レフじゃないと難しいかも(^^;)

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2009年12月31日(木) 19:50

2009年、ご覧頂きありがとうございました



2009年最後の陽も暮れました。
今年は新サーバーに移り、掲載数を意識して増やすように努めましたが、いかがだったでしょうか。
これからはblog以外にも何かできたら…なんて考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。

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2009年12月11日(金) 00:52

昔語り



それほど昔のことではなく、せいぜい夏の終わりのこと。
ここに住み着いた猫が、この器で水を貰っていた。
いつのまにか猫は姿を見なせくなり、器も欠け、うち捨てられた。

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