笊の水汲み あるいは日々の猫 ーfixxによるブログ的な何かー

2009年11月17日(火) 14:31

サヨナラ、ちび


2006年12月17日


2007年1月7日


2007年4月8日


2007年5月13日


2007年7月29日


2008年7月5日


2009年5月10日

ちび、と呼ばれる雌猫がいた。
幼いときの栄養不足のせいか、片目が悪く、やせて小柄な猫だった。
初めて会ったのは、2006年の10月ころ。
他の猫とは離れ、ひとりで遊んでいた。
やがて、流れ者で暴れ猫の白茶トラを従え、
水辺の一角をテリトリーにするようになった。
今年4月ごろからか、もともと痩せていた体がいっそう細くなり、
5月に入ると姿をあまり見せなくなっていた。
そして5月10日、私を見てすり寄ってきたのが最後になった。
週半ばに保護され、獣医師の診療を受けたものの、
ちびのもともと丈夫ではなかった体は既に限界。
水すらも飲めなくなり、5月17日、医師の手で安楽死を遂げた。
最初に会ったときは、冬を越せないと思った。
あれから3年、お疲れさま。
またね。どこかで会おう。


パートナーだった茶白は、今日もちびを待っていた。
しばらくは探し続けるのだろう。

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