笊の水汲み あるいは日々の猫 ーfixxによるブログ的な何かー

2009年11月17日(火) 14:31

しくじった…



散策に来たらしい年配のご夫婦が、護岸にいる猫を呼んでいる。
「おいで、おいで。連れて帰ってあげるから」
当然、猫はこない。
連れて帰るといっても、2人とも手ぶら。
子猫ならともかく、1歳前後の猫をケージもネットもなしで運ぶのには無理がある。
手伝いを申し出ようか?
バッグにはネットがあるし、自分なら保護もできる。
が、しかし。
老夫婦の環境も分からずには渡せない。
などと考えているうちに好機は過ぎた。
「猫、お飼いになりたいですか?」
「いえ、いいんです」
どうやら、相手は諦めモードに入ってしまったらしい。
しくじったか?
絶好のタイミングだったのかもしれないのに、ごめんよ。

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