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2009年12月5日(土) 22:19
額に薄墨の模様、きれいなオッドアイの白猫。
イチノこと一の姫。
利かん気で、出会った頃は爪を立てられたりしたけど、いつも走ってきて挨拶してくれた古馴染。
ここ1か月ちょっと見かけなかったが、今日、その消息を聞いた。
元気がないのを見て、猫好きな方が病院に連れて行ったところ3つの疾患がみられ、診療の翌日に無くなったとのこと。
10年前後、水辺に住み、広大なテリトリーと仲間を抱えていたのだから、外猫としては十分に生きたといっていいのだろう。
長患いもせず、最後は畳の上で死ぬこともできた。
やっぱり姫だったんだな。
12月6日附記:
不思議なことというのはあるもので、今日の夕方、偶然の展開でイチノの最後について直接お話を伺うことができた。
衰弱した猫がいると聞いたボランティアの方のご主人が、公園からイチノを抱いて帰り、獣医に診察を受けたところ、急性肝炎を含む3つの疾患があり、回復は望めなかったとのこと。
翌日亡くなり、病院で荼毘に付されたということだ。
物事を神秘化するのは考えものだが、偶然とはいいつつ、こんなに早く詳細が伝えられるというのは、イチノが心配するなといっているように思えてならない。
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2009年12月5日(土) 05:25
日比谷公園
資生堂本社
冬の低い彩度が切なくて、人も自然も赤い彩りがほしくなる。
季節を生きることで、寒さを越えるフィクションを創り出していくことが生命のテーマなのかもね。
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2009年11月30日(月) 07:18
カメラを怖がらないように、近づいてもいつもの通りでいてくれるように。
撮影にあたっては、そんな関係の構築をめざしているわけですが、実際には慣れると近づいてきちゃいます(^^;)
みんな、どんだけアップ好きなんだか。
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2009年11月23日(月) 02:34
私の雨の日の撮影には2種類の装備があります。
ひとつめは、カメラに簡単なビニールカバーをかけるもので、これは小雨や通り雨の時に使います。この程度ならバッグはいつものもので、上からレインカバーをかけて使います。晴れたら脱げるように薄いレインスーツを服の上に着ます。(基本的に傘は使いません)
もうひとつは、カメラを水中撮影用のケースに入れてしまうもの。激しい雨や台風などの場合はこうしておけば絶対濡れません。バッグも防水仕様のものに変えます。服は防水の作業着です。
どちらもカメラの操作は面倒になるし、移動に使う自転車も雨用のメンテナンスの楽なアルミボディのシティサイクルになるので機動力が落ちます。
で、どんな日が一番困るかというと、降水量が時間あたり1ミリ未満とか、降ったり止んだりとか、もしかして降るかも…といった日です。
レインスーツをを着るべきなのか、バッグは防水バッグか、いつものバッグでしのげるのか…。
ただでさえ雨の日は猫たちとの遭遇率が落ち、薄暗くて写真が撮りにくくなるのに、必要のない装備まで抱えたのではたまりません。おまけに、降ってもいないのに大げさな装備は恥ずかしすぎます。
それなので、降るなら、がっつり降って欲しいと思ったりします。
今日の予報は午後から1ミリ未満、実際にはほんのちょっと降ったり止んだり…困るんだよなあ、これ…。
写真は、天候不順の日になると遭遇率が上がる暴力猫の凶くん。
カメラを構えていると猫パンチをかましに走ってきます(笑)
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2009年11月17日(火) 16:39
サーバー容量がヤバいことになってきたため、ブログを移転しました。
さすがに物凄いファイル数だったため、転送時にいくつかのデータが飛びかけ、その結果、更新日の日付データが消えてしまった記事が本日付けになっています。
このくらいですんでよかったんだけど…
本来の更新日はわかるのですが、作業はかなり煩雑になるので、このままで勘弁してください。
そのかわり、サーバー容量はドン!20倍に増強しましたので、写真掲載は図に乗ってドンドンいこうと思います。
(といって、寒くなるから、そうそう撮れないんだけど)
時間がかかりましたが、なんとか更新日の修復を完了しました。
これで過去の記事については、ほぼ元通りです。
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2009年11月17日(火) 14:31
冬とともに夕景は凄みを増す。
この景色に耐えるため、ひとり踏ん張る。
違うよ、待っているわけじゃない。
それなのに、
遠く、暗がりのなかから、道をやってくるのは誰か。
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2009年11月17日(火) 14:31
自分たちを取り巻く季節が、いったいどれほどの奥行きを持ち、どれほど裡に食い込んでいるのか。
じっさいに見ることはできない。
代わりに鱗粉がはげ落ち、欠けた羽で、それでもかなう限り軽く飛ぶ蝶や、澄んでいく水と大気、体温をからめとって吹く風で季節は測られる。
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2009年11月17日(火) 14:31
深まる秋。
ありふれた感傷のようなもの。
けれども、季節は決して
くりかえされる形式ではないはず。
変化し変化しない。
変化せず変化する。
見えない構図。
そんなことを考えながら、
秋を撮る。
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2009年11月17日(火) 14:31
10月3日未明、2016年のオリンピック開催地がリオデジャネイロに決まった。
順当な選択だったと思う。
どの開催候補地にも、それぞれの思いはあったろう。
しかし、このクラスのイベントは環境に大きな影響を与える。
叶うことなら、その波に流され、飲まれてしまうものもあることを考えてほしい。
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2009年11月17日(火) 14:31
いつもは落ち着いているチャシロが、今日はうろうろ落ち着かない素振り。
木陰の寝床へついていくと、サバトラが横たわり、冷たくなっていた。
ちびが死んだ後、ひとりぼっちになったチャシロと流れてきたサバトラは不思議と仲がよかった。
チャシロは、またひとりになった。
サバトラの死には疑問がある。
健康な推定3歳の雄猫が突然死した状況には、毒餌をまかれた可能性もあるということだ。
確定したわけではないが、ほかでも同様のことが起きないよう注意してほしい。
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2009年11月17日(火) 14:31
寒いだの暗いだの、
文句を言いながらカメラを構えている私。
それなのに遠くに見える釣り人は微動にしない。
河口の風に晒されて、ずっとそこにいる。
たいして釣れてもなさそうなのに、凄い。
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2009年11月17日(火) 14:31
台風20号のあおりで、夜は一時的に強風と雨。
いつもは人前に出てこない子も、背に腹は代えられず’駐車場に避難していた。
こちらもわずかな距離を歩く間に全身ずぶぬれ…、
強風下の外階段で耐えるトラなんかを見かけたものの、平日のため、一眼レフには雨用装備なし。防水コンパクトデジカメで撮ったらブレブレ。
(雨対策って、すごくかさばるんです)
だいたい、コンパクトカメラでうまく撮れたことなんかないのに、なんでいまだに持ち歩いているんだろう?
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2009年11月17日(火) 14:31
画廊で衝動買いしてしまった招き猫。
もう少し楽しませてもらったら、実家の店舗に里子に出そうか思案中。
ちなみに、この招き猫は東村真季さんの作品。
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2009年11月17日(火) 14:31
今年の中途半端な夏もそろそろお終い。
涼しい日が多かったせいか、不景気で身近なレジャーが歓迎されたせいか、水辺にも多くの人間が来たようだ。
おかげで猫たちの様子がおかしい。
いつもなら駆け寄ってくるはずの猫が一度逃げ、やがて私だと気づいておそるおそる戻ってくる。
すり寄ってくる猫に手を伸ばすと、いきなり威嚇したり、爪を立てようとする。
その後、自分の反応にびっくりしたような顔をする。
きっと、追い掛け回されたり、なにか怖いめにあったり、テリトリーに居座られたりしたんだろう。
大丈夫、これからはヒトもそんなに来ないから。
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2009年11月17日(火) 14:31
夏の間に猫たちがどんな目にあったのか、その一部を目撃してしまった。
まず最初の例。
「あ、猫だ!近くで見よう」と9歳くらいの女の子。
猫に走り寄ると、いきなり大声で「ワンワンワンワン!」(^^;)
いや、それ違うから。
次の例。
私が猫を撮っている間、携帯を手に後ろで撮影しようとしていた男性。
私が移動しようとカメラをしまうと、携帯を持って猫に接近。
逃げる猫、追う男性。
茂みに駆け込む猫。茂みに踏み込む男性。
おいおい(^^;)
みっつめの例。
小径を猫がやってくる。
前から来たカップル、すれ違いざま、前後から挟み込むように猫に接近。
背後の植栽に追い込まれた猫の前にしゃがみ込んで、「にゃ〜にゃ〜」と呼びかける。
毛を逆立てた猫は、背中から体を木の隙間に押し込んで小さくなる。
「あ〜そこに住んでるんだ〜」
違うと思います(^^;)
こりゃナーバスにもなるなあ…。
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2009年11月17日(火) 14:31
散策に来たらしい年配のご夫婦が、護岸にいる猫を呼んでいる。
「おいで、おいで。連れて帰ってあげるから」
当然、猫はこない。
連れて帰るといっても、2人とも手ぶら。
子猫ならともかく、1歳前後の猫をケージもネットもなしで運ぶのには無理がある。
手伝いを申し出ようか?
バッグにはネットがあるし、自分なら保護もできる。
が、しかし。
老夫婦の環境も分からずには渡せない。
などと考えているうちに好機は過ぎた。
「猫、お飼いになりたいですか?」
「いえ、いいんです」
どうやら、相手は諦めモードに入ってしまったらしい。
しくじったか?
絶好のタイミングだったのかもしれないのに、ごめんよ。
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2009年11月17日(火) 14:31
写メと写真は何が違うのだろう。
携帯のカメラは著しく進歩しているから、ハードによる違いは無視していいと思う。
問題は写真を撮っているという意識の有無かもしれない。
一概には言えないが、写メを撮る人には、先に構図を決めて撮影している人のフレームの中に無頓着に入ってくる人が多いと感じる。
携帯の小さな液晶表示に集中して回りが見えていないとか、体から遠く手を前に伸ばした撮影フォームとか、いろいろ原因はあるのかもしれない。
しかし、最大の原因は、写メを撮る人がカメラを構える意識になっていないことにあるのではないかと思うのだ。
面倒なことは言いたくないが、それなりに準備して撮影している最中に、いきなりフレーム内に手を突っ込んで写メを撮られるとがっかりしてしまう。
一眼レフだろうと携帯だろうと、立場は同じ撮影者だと思うんだけどな。
付記:
なんでこんな面倒なことを書いたかというと、先日、銀座の猫を撮ったとき、中猫になりかけの三毛が自転車の後輪で爪を研ごうとしている光景に遭遇したからなんです。
後輪に爪をかける、タイヤが回る、あわてて爪をかけなおす…と、まるで糸でも紡いでいるような様子を撮ろうと、カメラを調整しながら構えていたわけです。
すると、いきなりフレーム内に携帯を持った手がつっこまれ、猫は逃げる、私はのけぞる…。
猫と私の間は約2メートルあったから、携帯の主は他の人間が写真を撮ってるなんて気づかなかったんでしょうね。
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2009年11月17日(火) 14:31
取れてしまい、応急でステッカーを使っていた自転車のエンブレム。
注文していた新しいヘッドバッジが届いたので、交換しました。
(ステッカーは回収済。捨てたりはしません(笑))
これが新しいヘッドバッジ。
海外の工房サイトで見つけたもの。
取り付けました。
う〜ん、自己満足(笑)
興味のある方は、
Revolution Cycle Jewelryのサイトをどうぞ。
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2009年11月17日(火) 14:31
おとなしく、人懐っこかった地域猫のクロ。
しばらく見かけないと思ったら、いつもいた場所に訃報が掲示されていた。
急性腎不全で9月23日に旅立ったとのこと。
屋外で10歳を超えて生きれば、もう天寿といっていいだろう。
お疲れさま、またね。
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