笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

しめった風ばかりが吹いている。
雨が来そうだ。
そろそろ茂みに戻ろうか？

母がここで待てといったんだ。

2010年6月13日22時50分ごろの再突入画像（NASA）。
いまごろになって、現代が21世紀なのだと思った。

夕暮れが夜に変わるので、
猫のいそうな闇を探してまわる。

昼過ぎ頃からの強風のおかげで、猫さんみんな退避。
吹きさらしにいる子はしかめっつら。

くさむらの向こうにいる猫の姿が好きです。
撮るとなるといろいろ面倒だったりはするのですが。

サビ猫は街によくなじむ。

嫌いとかじゃないけど、
どうにも性に合わない。
はやく行ってくれないかな。

ゆっくりと流れる記憶。

今朝はなぜか、すごく古い曲が聴きたくなった。
You Tubeで一発で出てくるのがうれしい（笑）
蒸し暑い日にLeon Russellは合うような気がする。

Leon Russell 「Bluebird」

Leon Russell 「Hummingbird」


鳥ばっかりで猫が出てこないので（笑）

Harry Chapin 「Cat's In The Cradle」

しろく濁った夜の上のほう、
冷えた半透明の闇が心地よい。

誰かが、
いまきた道をやってくる。

タイサンボクの薫る雨上がり。
うつらうつら。

夜との境界がぼやけ、
あいまいな輪郭になって。

いいこと、わるいこと。
みんな一緒に持ち上げて、
よいしょ。
塀の上。
なんだ、たいしたこと
ないよ。