笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

雨が止んだので、出てきてみました。

雨の日の猫は、みんな忙しそうだ。

彼女は、いつも繁華街の赤ちょうちんの下にいる。
きちんと毛繕いをすれば、きっと美人になるだろう。
名前を知らないので、Policeの曲名から呼び名をつけてみた。

用心深い弟、おっとりした兄。
いつものふたり。

青い空はひさしぶり。
まぶしいから見上げない。

どこもかしこも自分の土地で、
上から下まで勝手に名付けて、
引っ張り回して、追い立てる。
ヒトっていったい？

春が近づけば、また新しい猫がやってくるのではないか。
そう思っていた矢先に出会った。

そこへ行く。
待たなくてもいい、すぐだから。

外は雨。
なすべきはなく、ひまつぶし。

ひろい集めようもなく、
とっちらかった欠けら。
なにが壊れたんだろう？

急ぐのは、
そこにいたい場所があるから。

用意ができたら、
水辺に降りていこう。

もうちょっと、草木に頑張ってもらわないとね。

動くのって楽しいね？

降り籠められて、同じ宿。

日焼け顔。


子猫ぶりっこ。

上は最近やっと顔を見せてくれるようになった、顔の中央だけが茶トラの猫。
下は、おそらくこの周辺では一番年上の推定10歳以上のおばあさん猫「ぶさかわ」。
どちらもシャイなレアキャラです。

夕暮れになると、
自分に会いたくなる。