笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

今日の荷受けは終わったよ？

同じ場所だけど、
もうどこにもない。
同じ夕暮れに誰もいない。

特別な日じゃないけど、
それがいいこと。

夕暮れ、川風が背中をなでていく。
いつもの場所。
いいことがあったり、なかったり。
でも、ここにいる。

やまない雨はないし、
暑い陽射しもいつかは沈む。
ここに生まれたんだから、
居心地の悪いはずはない。

ふたりなら、怖いことも２倍。
空腹も２倍。
だから、ひとりで森のなか。

けんかっ早い彼は、
いつも傷だらけ。
テリトリーをまたいでは、争いを続ける。

世界の端を確かめるようにして、
近所の冒険中。

矩形の世界をめぐる回廊。
見通しのきかない先に、
期待するのはいけないことかな？

小さな灯火は、
夜の大きさをきわだたせる。
安堵と失望が入り組んだ
奇妙な懐かしさ。
無関心なまま交わす会話。

しばらく誰もいなかったアメリカデイゴの木の下に、彼がやってきた。

世界はどんな色をしている？
きみの期待に、
ぼくらは応えられるかな。

急ぐ気持ちもわかるけど、
もう少し、ゆっくりしていてほしい。

岩本町の喫茶店・明石屋さんの宣伝部長ちゃーちゃん。
数日前に誰かに蹴られ、現在療養中。
ひどいことをするやつがいるものだ。
卑劣漢の仕打ちになんて負けてはいけない。
しっかり治して、お店に呼び込んでください。