笊の水汲み　あるいは日々の猫　ーfixxによるブログ的な何かー

僕は門の番人をやるよ。



んじゃ、中ボスでもやるかな？



冒険者ですが、危ないとこへは行きません。
（うわ、はじまらないぞ）

夕暮れの川風が吹く河岸。
猫たちがあまりにも気持ちよさそうに寝そべるので、真似をしてみると…。
ををっ、これは。
涼しい風に吹かれながら、暖まった護岸から遠赤外線（？）
人目を気にしなければ、かなり気持ちいいです。
猫エステ、夕暮れの一時だけ営業中。

きれいなオッドアイだね？



をや？だれかくる



もしかして、きみも？

遊びに夢中になって、人前にでちゃいけないよ。

ここは俺のテリトリーだぞ？

はあ、あっちですか。

こんにちは。



ん、誰かいるの？



いたいた！



他にも誰かいるの？
（あんただよ！）

みんな、いい目をしてるね？

古い歴史のある公園。
なんだか猫も賢そうに見える。

すごくきれいなオッドアイの持ち主だと気づいた時は、既にこの有り様。
取材拒否ですか？

日が長くなったとはいえ、帰る頃はとっぷりと暮れている。
この時間なら、いつもの親子がいるはず。
暗がりで子を見守る母と、
母の隙を狙って遊び回る娘。
ほおらね。

日ごと夜ごと、
大きくなろうとする子猫たち。
季節が足踏みをするように、
きみたちにも急いで欲しくはない。